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ノイバラ (ロサ ムルティフローラ)


【ノイバラ (ロサ ムルティフローラ):データ】
和名 ノイバラ (ロサ ムルティフローラ)
英名 Rosa multiflora
系統 Sp
紹介文 ノイバラ(野茨)"Rosa multiflora"は、北海道から九州まで日本各地の野山で普通に見ることができる野生種で、半つる性の落葉低木です。
昔から日本ではなじみが深く、「万葉集」でも「宇万良(うまら)」の名前で表記されています。

5月になると、5弁で純白色の小さな花が、円すい形の房状にいっせいに咲き、リンゴの様なさわやかで甘い香りがします。

耐寒性・耐暑性や耐病性に優れ、多くの交配に使用される他、園芸品種の接ぎ木用の台木としても利用されています。モダンローズのポリアンサ系・フロリバンダ系品種は、ノイバラの一枝に花がたくさんつく性質から作られ、この系統の祖先となりました。

秋には小さな赤い実をたくさんつけ、果実は「営実(えいじつ)」と呼ばれる漢方薬に使われています。

一季咲き。花径3cm。平咲き。樹形:w.250×h.250cm。

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